省吾さんは「そうでしたか」とだけ言って一礼しました
放送もあと3回になりました、
ひよっこ
みなさん、観てますか?

ラストに向けて、「回収」のために最近は
登場人物が「語る」シーンが多いですね。

こういうシーンでも、
「傾聴」として勉強になるな、っていう場面があります。

先週の木曜日、
婚約者を戦争で亡くした「愛子さん」が
いま心ときめかしている「シェフ」省吾さんに
婚約者の事を語るシーンがありました。

戦争に行くとき
「結婚して下さい、妻となってお待ちします」と
泣きながら頼む愛子さんに
「僕はきっと帰ってこられない。君を未亡人にはできない」といって
そのまま行ってしまった婚約者。

「そうして、帰ってきませんでした」
という愛子さんに、省吾さんは
「そうでしたか」とだけ言って一礼しました。
「残念でしたね」とか
「辛かったですね」とか
そういう事は一切言わずに。

これも、「傾聴」ですよね~。
ここで、省吾さんがどんな言葉をかけても
その言葉は愛子さんの気持ちには合わない。
でも、
「そうでしたか」と受け止める。
そうして、戦争で亡くなった方へ敬意を表す一礼。
カウンセラーは言葉が命、というけれど。
表せない言葉を無理して表すくらいなら
「簡単受容」の方がクライエントには
良いのだな、
と思ったシーンでした。

カウンセリングに生かせるかな。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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カウンセラーは言葉が命~「ふるさと」
「カウンセラーは言葉が命」ってよく言われます。
カウンセリングってもやもやしている感情を整理していって
自分が辛かったり、困っていたりする「元」を知って
どう対応していけば辛くなくなるか、ということを探っていく作業ですよね。

もやもやした感情って、たいてい一言では言えない。
「悔しい」と何度も言ってるけれど、本当は「苦しい」だった「悲しい」だったりする。
カウンセラーが感情の応答や感情の明確化することで、自分を見直したりするんですよね。

ところが、カウンセラーの中にもその「感情」を簡潔に言い表す言葉がなければ
二人でもやもやしていく。

では、その「言葉」を勉強する方法はどうしたらいい?
養成講座受けているときは
「小説を読むといいですよ」
といわれたのですが、
最近、歌詞もけっこう良いんじゃないかな?って思うようになりました。

例えば・・・
また、私の好きな藤井フミヤの歌詞でからですけど。

「ふるさと」
という曲があります。

  もう戻れない 遠い路がある
  まっすぐな車線の国道
  のろまな軽トラック 原付のヤンキー
  ふたり乗りの学生服 駆けていくランドセル

 (中略)
  もう戻れない 遠い唄がある
  台所のトランジスターラジオ
  夕飯の香り 母さんの背中
  解きかけの宿題 小さな食卓

  瑞穂にそよぐ風を 見つめて
  迷うことのない 遠い帰り道
  瑞穂にそよぐ光 みつめて
  いつかそこへ帰る そんな幻 みていた・・・



この歌詞で、「幻」という言葉がポイントだと思うんです。
カウンセリングでいうところのキーワード。

確かに、「もう戻れない」から始まっているのですが、
一つ目では、ヤンキーが今もいるかはわからないけど、
のろまなトラックも二人乗りの中学生?も走っていく小学生も
物理的にはいます。
二つ目では、時間的に遠い、つまり思い出だということ
それも温かい、懐かしい、切ないというような思いをじわじわ感じますよね

そして、いま見ているのは
「瑞穂をそよぐ」風であり、光です。
もう戻れない遠い路や唄なのですから、
いまそこでそれらを見ているわけではない。
そして、
遠い帰り道は「迷うことがない」のだけれど
「いつかそこへ帰ること」は「幻」という言葉で終わる。

戻ることは「幻」。
もう戻れない、という言葉よりも曖昧でありながら
絶対に可能性がない、という
諦めのようでいて、
だからこそ、自分の中で大事にしたいような暖かな思いが、
「幻をみていた」という言葉に凝縮されてるなぁと感じます。

こんな風に、音楽も
時にはカウンセリングのアンテナで聴ければいいなと思います。
皆さんも、好きなアーティトの曲で
どこが自分の胸に響いたのかな~とかちょっと振り返るのもいいかもですよ。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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契約社員にも住居手当がないのは違法!
こんな判決が出ましたね。

契約社員の格差 一部違法 住居手当など 日本郵便に支給命令

住居手当だけではなくて、夏季年末休暇や病気休暇がないのも違法だそうですが、
夏季年末手当(たぶんボーナス)や夜間特別手当とかは
差があっても「不合理」ではないという判断。

一歩前進、というところでしょうか。
この日本郵便の場合
転勤のない正社員にも住居手当を出しているので、
「職務内容や配置変更の範囲に違いがある」
という言い訳はたちませんね。

そもそも、
派遣とか契約社員が出始めたバブルの頃は
身分が不安定だからこそ
福利厚生が正社員に劣るからこそ
時給になおせば非正規の方が高かったりしていたものです。

それなのに、
「失われた10年」そしてリーマンショック以来
「雇用の確保」という事をいわば人質にして
福利厚生の不利はそのままに
時給をどんどん下げていったんですよね。
そこでやめときゃ良いのに
最低賃金いかには下げられないから
仕事の負担を増やしていって
勤務時間中だけを切り取れば
正社員も非正規写真もほぼ同じ仕事内容や責任を持たされてる、
という事態になってきた。

でも、もう「雇用の確保」は人質にはなりません。
企業は1日も早く
逆の意味の「雇用の確保」のために
労働者の就労条件を改善しないと
「人手不足で業績悪化」が現実のものになりますよね。

働く人も、こういうニュースを職場でちょこちょこしてみるのもいいかもしれません。
冗談っぽくいうだけでも
じわじわきくジャブになると思いますよ。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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小祥忌
先日、知人の一周忌の法要にお参りしました。
お坊さんの、お経の後
一周忌のことを「小祥忌」と言いいます、
というお話がありました。

この「祥」という字は「幸」などめでたい意味の感じです。
人が亡くなったのに「幸福」なんておかしいけれど。
お坊さんの話によると、
故人が亡くなって一年、七日七日の法要や百カ日そして初盆など
家族が集まって偲んでこられたことのありがたさ。
そして、これまで喪に服してきたけれど
これからは少しづつお祝いの席にも出ていきましょう、
という意味なのだそうです。

一周忌まであっという間でした。
折に触れ、思い出し共通の友人と話題にしたりしてましたが、
ご家族の様に、ずっと喪に服していたわけではありませんが、
その話をきいて
心が軽くなったような気がしました。

ご家族にとっても
そうであったら良いな、と思いながらお話きいていました。

あぁ、だから昔は一周忌が住むまではお祝いの席に出てはいけない、とか
お祝い事は延期したりしていたのか…ということもふと思いました。

以前から、
七日七日の法要や、初盆などの「儀式」が
遺族の心を少しづつ癒していくステップなのだな、と思っていたけれど
こういう「小祥忌」の様な考えも
大切なひとを失った人たちの心を軽くしていくのだと
日本の昔からのグリーフケアに感心した次第です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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厚労省「自殺予防週」のページが参考になります!
今年も9月10日の世界自殺予防デー、
そして10日から16日までの自殺予防週間がやってきます。

今年も8日(金)~10日(土)まで、
「働く人の電話相談室」
を、日本産業カウンセラー協会は行います。
(電話番号0120-583-358)

これは、大事な取り組みなので
いろんなところが関わっているのですが、
厚労省のHPから飛んだヤフーのサイトが良いな、と思いました。
 ↓
https://promotion.yahoo.co.jp/jisatsuyobou2017/

その中でも特に、
「マンガで読む相談例」のところ。

カウンセラーの方の応答が、とても心にしみます。

例えば、「再就職活動で不安解消をお酒に頼ってしまい・・・」というケース。

相談に来たクライエント、浜野さんにたいして、
まず
「大変失礼かもしれませんが…
お酒を飲まれていますか?」
と尋ねます。
正直に「むしゃくしゃして」と話す浜野さんに
飲酒の程度を聞いて、
「お話しくださってありがとうございます」
と伝えて、アルコール依存症の可能性も考慮して専門医への相談を進める。
「一緒に相談しませんか?」
そして
「慌てずゆっくり治していきましょうね」


実際、こういう風に言えるか?
特に、飲酒を伝えてくれて
「お話くださってありがとうございます」
これが言えるかな、と読んでいてどきっとしました。
これを、養成講座でいうところのプロセスで考えると・・・

この場合事前の電話である程度ラポールができています。

そこで、再就職活動がうまく行かないクライエントからお酒の匂い・・・
(アルコール依存症かも?)という緊急に解決すべき「問題」を仮説として立てる。
そこで「お酒を飲んでいますか?」と質問する。
飲酒の頻度や量も。
だって、「アルコール依存症か?」と仮説をたててますから。

そしてその答から、仮説があっていそうだからといって
即、「アルコール依存症かも」と言ってしましがち。
でも、自分がクライエントだったらどうだろう?

再就職できなくて不安、といってきたのに
「あなたアル中かも」っていわれたわけです。
更に落ち込みますよね。
それでは、本当に向き合えないかもしれない。

だからこその、
「お話くださってありがとうございます」
なんですよね。

お酒を飲んでいることは
家族に対しても後ろめたい、
でも、飲まずにはいられない。
そういう状況で、よく「飲んでしまいました」と言ってくださいましたね。
いう気持ちが伝わることで、
クライエントが自分の問題にむきあうことになったと思います。
もちろん、最後の「一緒に相談しませんか?」というのも大事。

他のマンガも参考になるものばかり。
時間があったら、ぜひ読んでみると良いと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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